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『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(ほんやくやわツー サリンジャーせんき)は、村上春樹と柴田元幸の対談集、文芸評論。「翻訳夜話」シリーズの2作目。 2003年7月、文藝春秋より文春新書として刊行された。 村上は本書の中で「『フラニーとズーイ』の関西語訳をやってみたいというのは、前々からちらちらと考えてます。(中略)受け入れられるかどうかはわからないけど」と発言しているが〔本書、44頁。〕、11年後の2014年2月、サリンジャーの同作品を新潮文庫から翻訳出版した。 == 内容 == ; 対話1 ホールデンはサリンジャーなのか? : 『出版ダイジェスト』1907号(2003年3月11日)に掲載されたもののオリジナル版。またこの対談は白水社の公式サイトでも読むことができる〔白水社 : 村上春樹・柴田元幸『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を語る (1/5) 〕。 ; 対話2 『キャッチャー』は謎に満ちている : 文藝春秋社内で行われた対談。 ; 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』訳者解説 : 執筆者は村上。同年4月に白水社より刊行された『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に本来付されるべきだったもの。執筆後にアメリカ本国のエージェントから不許可の知らせを受け取ったという。出版契約書に「訳者は解説をつけてはならない」という条項があるのがその理由〔本書、5-6頁。〕。初出は『文學界』2003年6月号。 ; Call Me Holden : 執筆者は柴田。ホールデン・コールフィールドが語るアメリカ文学史という体裁をとっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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